在宅での療養がより良いものとなるためには、多職種の連携が不可欠です。
 多職種と言っても、具体的に書かないとわかりにくいですよね。ケアマネ、訪問医、訪問看護師、ヘルパー、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、地域包括支援センター、民生委員など。患者さんによっては、さらに多くの職種の方が、自宅での療養や生活に関わることになります。

 こひつじクリニックでは多職種での連携を進めていくために毎月1回集まって、訪問診療の事例1例ずつについて検討をしています。最初は訪問看護師、ケアマネさんに集まってもらっていたのですが、最近では薬剤師さんにも来てもらって、意見を聞かせていただいてます。

 個別の患者さんの医療に責任を負うのは医師ではありますが、医師が患者さんのすべてを把握しているわけではありません。むしろ、看護師やケアマネさんが重要な情報を持っていることが多いと思います。看護師やケアマネさんなどいろんな立場の方からの情報を持ち寄って、みんなで知恵を出し合って、それぞれの患者さんの療養生活がより良いものとなることを目指しています。

 今回は5月22日(火) 17:30〜18:50 に川西市文化会館でします。
 当クリニックの患者様に直接関わっておられる方が対象の集まりではありますが、在宅医療に関心を持っておられる方の参加も歓迎いたします。