小松邦志ブログ

小松邦志がふだん考えているいろいろなことを順不同で書きます。  医学、医療のこと、旅行のこと、クリスチャンとして考えていること、趣味のこと、政治のことなどが主な話題になると思います。

カテゴリ: できごと

 この会は市立川西病院が主催している勉強会です。
 今回の講師は淀川キリスト教病院緩和医療内科主任部長の池永昌之先生でした。
 講演のタイトルは「あなたが大切にしていることを、医療や介護でも大切にしていくために」でした。
 中心の話題はACP(アドバンス・ケア・プランニング)でした。

 ACPについては、先日も勉強会に行ってきました。

 今日も、具体的、実践的なお話があり、勉強になりました。

 いよいよ、こひつじクリニックでもACPを意識した取り組みを始めていきたいと考えています。

 患者さんの価値観、人生観、希望をあらかじめできるだけお聞きしておいて、実際の医療や介護において、それが実現していくようにするのです。
 そのための具体的手順としては

 (1)代理決定者を明確にする。
 代理決定者とは、患者様の病状が進行してはっきり意思表示ができなくなった時に、患者様に代わって、患者様の希望を推定して、意思表示をする役割の人です。この人は、患者様の価値観をよく知っている必要があります。

 (2)患者様、代理決定者、医療スタッフが顔を合わせて、患者様の価値観や希望について語り合う。
 予定を組んで、集まって話をするという場合もあるでしょうし、日常の診療の中で、ざっくばらんに語り合うという場合もあると思います。
 ざっくばらんに語り合う場合でも、ACPを意識して、ポイントをおさえて、記録をしていく必要があります。
 うちのクリニックの場合は、1回で仕上げるというよりは、何回かに分けて徐々に仕上げていく形がいいのかも知れません。

 (3)1回決めたらそれで終わりではなく、時々、気持ちや意志に変化がないか、確認する。



 今日の勉強会では、もしバナゲームというものが紹介されました。
 一種のカードゲームです。
 患者様自身が、自分が何を大切にしたいと思っているのか、考え、整理するために、有効で便利なツールだと思いました。これも取り入れてみようと考えています。

 1月22日から本日まで、特別支援学級の中1の生徒さんの2泊3日のスキー合宿に、こひつじクリニックの看護師が同行しました。
 心疾患のために ICD(植込み型除細動器)が植え込まれた生徒さんでした。心臓に負担がかかると心室細動が起こる可能性があったので、看護師が常時付き添って見守る必要があったのです。
 看護師にとっては、かなりの緊張を強いられる任務でした。
 ですが、万全の準備をしてのぞめば、何事も起こらないものです。
 生徒さんは、スキー場でも、楽しく過ごすことができたようです。
 本日で、無事に2泊3日の日程を終えることができました。
 こひつじクリニックとしていい仕事ができたのではないかと喜んでいます。

 今日は、札幌市のK.A.さん(81歳男性)の名古屋市までの転院に同行しました。

 朝早かったので、昨日の最終の便で北海道入りしました。
 新千歳空港です。乗ってきた飛行機です。
 いきなり吹雪でした。

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 札幌に住んでいる息子のところで一泊しました。

 朝、K.A.さんの入院しておられる札幌市内の病院に行きました。
 今日もけっこう雪が降っていました。
 病院の窓からとった写真です。建物の屋根に 10-20cm ぐらい雪が積もっているように見えます。
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 雪のために新千歳空港までの高速道路は通行止めになっていました。
 飛行機がちゃんと飛ぶのか不安になりました。
 ネットで調べると普通に飛んでるようだったので、大丈夫なんだろうと信じることにしました。

 患者様、奥様、長女様、次女様、小松の5人での移動でした。
 9:10 に病院を出発し、この福祉タクシーで新千歳空港まで移動しました。
 高速道路が不通だったので、一般道路で移動しました。
 普通に走ったら間に合わないかも知れなかったので、運転手さんがプロの技で雪道を疾走してくれました。1時間45分ぐらいで着きました。
 新千歳空港に着いたところです。
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 搭乗直前の待合室です。
 患者様は車の中ではストレッチャー、車の外ではリクライニング車いすでの移動でした。
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 約2時間の空路、約1時間の陸路での移動ののち、
 無事に名古屋市の病院に着きました。
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 今回の転院は、札幌にお住まいだったK.A.さんが、療養が長くなりそうだったので、娘さんのお住まいの名古屋市の病院に転院されることになったものです。
 お体が少し弱っておられて、精神的にも不安定になるかも知れないとのことで、当クリニックに同行依頼がありました。
 移動途中にお薬を2回ほど飲んでいただきました。約7時間の長時間の移動ではありましたが、移動は思いのほか順調で、ユーモアのある方でよく笑顔も見られました。

 今回使用した薬はジアゼパムです。
 乗り物酔い対策にもなりますし、移動による疲労感、倦怠感を和らげる作用も期待できます。
 結局 5mg の錠剤を2回内服していただいたのですが、それで眠り込んでしまうことはなく、終始、精神的に穏やかな状態で、移動を完了することができました。

 あとで娘さんからメールをいただきました。

こんばんは。
今日は、本当にありがとうございました。

安定剤を処方していただいたおかげで、
全く暴れる様子もなく、
落ち着いていて、旅行を楽しんでいるかのようにでした。
父がご機嫌で帽子をかぶったり、
奇跡のような一日でした。

おかげさまで、北海道から愛知県に無事に移動することが出来ました。
先生に助けていただかなければ、
無理でした。
これで、これからは毎日、両親に会うことが出来ます。
看病も出来ます。

本当にありがとうございました。

 お役に立てたようでうれしいです。

 今(23:49)、ようやく今日の仕事が終わりました。
 除夜の鐘が聞こえます。
 今日は予定の訪問診療が3件、臨時の往診が7件ありました。忙しかったです。
 忙しいのはありがたいことです。
 ようやくうちのクリニックも少し忙しいクリニックになってきたようです。

 私は、昨年も福知山マラソンで走って、5時間54分59秒で完走できました。これが私の自己記録です。
 昨年は 25km までは、7分/km 以下で走り続けられました。25km では2時間55分ぐらいのタイムでした。

 今日は、コンディションは悪くないし、自己記録の更新ができたらいいなと思って臨みました。
 ところが、今日は 10km までは7分/km を維持できたのですが、その後どんどんペースが落ちてしまいました。
 24.7km のところで関門があったのですが、制限時間を超えてしまって失格になってしまいました。
 この距離での制限時間は3時間21分だったのですが、私の記録は3時間24分とオーバーしてしまったのです。

 今日あまり走れなかった原因を自分なりに考えてみました。
 (1) 昨年は、体重は 61-62kg だったのですが、昨夜体重を測ってみたら 65kg になっていました。体重が増えてしまったために下肢の筋肉の疲労が早くなったような感じがします。
 (2) 今日は、少し気になる患者様がおられて、必要があればすぐに薬などを処方できるように iPad をリュックサックに入れて、それを背負って走りました。リュックの肩バンドが首に擦れて痛くなったりして、少し走りにくいということはありました。大した重さではないので、記録にはあまり影響してないようにも思いますが、関係した可能性はあります。

 今日のマラソンはとても残念な結果でした。
 体重を落として、またチャレンジします。

 今日は60代男性の転院に同行してきました。
 この方は鹿児島にお住まいの方なのですが、大阪に来られていた時に病気になられて、大阪府内の病院に入院されました。まだ完治はされていなかったのですが、鹿児島に戻って療養を続けたいと希望されました。病状がまだ少し不安定だったため、当クリニックに転院への同行の依頼がありました。
 患者様、奥様、私、当クリニックの野田看護師の4人で移動しました。
 新大阪駅までは福祉タクシーでした。

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 新大阪駅について、降りるところです。

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 新大阪駅の構内。
 こんなふうに終始ストレッチャーでの移動でした。

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 ストレッチャーだと普通のエレベーターにも業務用のエレベーターにも大きすぎて乗れなかったので、こんな階段を、福祉タクシーの運転手さん、野田くん、私で担架の状態にして持ち上げて、ホームまで上がりました。
 ストレッチャーでも乗れるエレベーターを設置してもらいたいものです。

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 鹿児島中央駅からは民間救急の車で移動しました。
 途中の桜島サービスエリアです。
 向こうの方に桜島が見えます。

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 無事に鹿児島のかかりつけの病院まで来れました。
 降りるところです。

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 病状が不安定と聞いていたので、いろんな薬剤や道具を持参していたのですが、実際には何の問題も起こらず、スムーズに転院は完了しました。

 民間救急の方のご好意で、鹿児島中央の駅まで送ってもらいました。

 途中で見えた鹿児島湾の夕日です。

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 噴煙を上げる桜島です。

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 濃いグレーの雲のように見えるものは、風で流された噴煙です。

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 噴煙はかなり遠くまでおよんでいました。

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 桜島から対岸の鹿児島市までフェリーに乗りました。
 鹿児島市の夜景です。
 船に乗ったのは久しぶりです。
 やっぱり海はいいですね。うれしくてずっとデッキで少し冷たい風に吹かれていました。
 20分ほどで対岸についてしまいました。

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 鹿児島中央駅です。

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 長旅でしたが、無事に終わってホッとしています。
 今帰りの新幹線の中です。


 で紹介させていただいたのですが、私の担当している90代の男性の患者様が、また新しい作品を作られて、くださいました。
 羊さんが、たくさん増えました。
 玄関に飾っています。
 ありがとうございました。

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 今日は市立池田病院でアドバンス・ケア・プランニングについての勉強会がありました。
 タイトルは「患者さんとどのように話し合いますか?アドバンス・ケア・プランニング(ACP) の実践」。
 講師は神戸大学医学部附属病院緩和支持治療科の木澤義之特命教授でした。
 ACP というのは、最近のわりとはやりの概念で、よく聞く言葉ではあるのですが、恥ずかしながら、私はあまり理解できていませんでした。
 今日の木澤先生のお話は、いろいろな具体的な失敗談、成功談をまじえたもので、とてもわかりやすいものでした。
 ACPとは、「患者・家族・医療従事者の話し合いを通じて、患者の価値観を明らかにし、これからの治療・ケアの目標や選好を明確にするプロセス」です。
 患者様の価値観が治療に反映されるようにということは、私もふだんから考えていることではあるので、ある程度は私はACPを実践しているとは言えます。
 ですが、今日のお話を聞いて勉強になった点がいくつかあります。

 ・家族など、代理決定者をしっかり決めて、その人にも一つの軸となってもらって、役割を果たしてもらった方がいいということ。

 ・ACPは、決まったパターンに基づいてすべての患者で進めていくものではなくて、患者様の気持ちや心の状態を見ながら、個別に、臨機応変に、進めていかなければならないこと。(下手なやり方だと、患者様や、ご家族を傷つけてしまって、かえってうまくいかなかったりする。)

 ・ACPは早すぎても遅すぎても良くない。

 そのほかにもいろいろ勉強になりました。
 今後の診療に取り入れていこうと思います。

 先日、
という記事を書きました。

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 今日は第2回がありました。
 今回は、現在の猪名川町と10年後の理想の猪名川町ということで、集まったみなさんと語り合いました。

 猪名川町の売りはいろいろあると思いますが、私はこう思います。
 ・豊かな自然
   ホタルが飛ぶし、道をイノシシや鹿が歩いていたりする。
 ・電車、高速道路など便利で、大阪、神戸にも近い。
 ・いなかから適度な町までが含まれている。

 私の考える10年後の理想の猪名川町のコンセプトは
  「自然の中で人がいやされる町」です。

 いろいろな人が住んでいますが、
  みんながつながりあって、
  一人ひとりが大切にされる
  助け合う
 町になっていったらいいと思います。

 猪名川町の新しい魅力も発見、発信されて、
 たくさんの人が集まる町になったらいいですね。

 今後のワークショップも楽しみです。

 今日は
 でご紹介したイベントがありました。

 映画監督の千葉茂樹氏と鹿児島の堂園メディカルハウス院長の堂園晴彦氏の講演がありました。

 マザー・テレサは最期を看取るための施設「死を待つ人の家」を作りました。
 貧しく一人で死んでいこうとしている人たちに手を差し伸べ、せめて人間としての扱いを受けながら最期を迎えられるようにしたのです。
 すごい人だと思います。
 キリストを信じて、強い信念を持って、それを貫き通した方でした。
 少しでも見習いたいです。

 堂園先生のお話にも感銘を受けました。
 堂園先生はマザー・テレサさんの生き方に共鳴し、鹿児島で日本初のホスピス診療所を始められた先生です。在宅ホスピスのパイオニアです。
 ホスピスやこどもを守る働きでの感動的なエピソードを聞かせていただきました。

 私も、在宅ホスピスでの仕事に真摯に取り組んでいこうと思います。

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