<質問するスキル(4)>
 〜〜肯定型質問〜〜

 否定型の質問はこのようなものです。
 「どうしてうまくいかなかったのですか?」
 「なぜその問題が解決できなかったのか?」
 「なぜできないと思うのか?」

 これらを肯定型に言い換えるとこうなります。
 「どうしたらうまくいったのだろうか?」
 「その問題を解決するためには何が必要だったのだろうか?」
 「どうすればできるだろう?」
 
 否定型の質問を受けると、責められている、プレッシャーをかけられているという印象が生じやすくなります。
 答えもおのずと否定的な方向に向かってしまいます。
 「〇〇しないためには?」という発想では無難な安全策しか出ないでしょう。

 ですが、「〇〇するためには?」と聞かれると「こんな方法はどうかな」とか「こうやってみるといいかも」と広がりのある発想が生まれてきます。