<複数の教会に出入りすることについて>(教会員にとってのメリット)

 (その19)で「(5)複数の教会に出入りする。」と書きました。
 どんな段階のクリスチャンでもそうだと言えると思うのですが、特に日浅さん、若葉さんにとっては複数の教会に出入りするのはメリットの大きいことだと思います。

 複数の教会に出入りする教会員にとってのメリットは
  (1) 教会のカルト的なあり方に気付きやすくなります。
  (2) パリサイ律法から解放されやすくなります。
     教会によって、教会員にどのようなことを重点的に指導するのかが違っていると思います。
     また、来たり来なかったりするメンバーに対しては、教会からあまり指導が来ないはずです。
     それで、クリスチャンたるもの、このように行動すべしという「パリサイ律法」からは解放されやすくなります。

  (3) 教会内の人間関係の問題から解放されやすくなります。
     教会の中で、価値観、文化が違うとか、相性が合わないということで、受け入れてもらえない場合、疎外されている場合、またねたまれている場合、いじめられている場合には、そこから逃げるのが一番です。
     牧師や先輩クリスチャンからのセクハラやパワハラがある場合や冷たく、厳しく裁かれる場合、その他のストレスやプレッシャーがある場合もとりあえずほかの教会に逃げたらいいです。
     逃げるだけで解決に至る場合も多いと思います。

  (4) いろいろな教会、いろいろなクリスチャンとの出会いにより、信仰的な視野が広がります。信仰の成長につながります。