いろいろな視点から、私たちに起こってくる逆境、苦難について考えてきました。
 各記事の要点を一言ずつで列記します。

(その1)神様の計画は私たちに将来、平安、希望を与えるためのもの。
(その2)不幸なできごとの原因は自分ではない。
(その3)神様はすべてを益に変えてくださる。
(その4)どのようにしてマイナスの経験がプラスに変わるか。逆境、苦難の効用
(その5)逆境、苦難の効用
(その6)耐えられないような試練は起こらない。
(その7)神様は愛する子に試練を与える。
(その8)喜ぶ者といっしょに喜び、泣く者といっしょに泣きなさい。
(その9)私たち一人ひとりは体の別々の器官のようなもの
(その10)神様は、私たちにあえて「弱さ」を与えられる。

 神様は、私たちを愛してくださっています。
 私たちも、私たちの家族も、私たちの住んでいる地域も、国も、さらには全人類が幸せになる道を用意しておられます。
 逆境や苦難が私たちを襲うことはありますが、どんなことがあっても大丈夫です。
 神様のなさることは常に最善です。
 私たちがどのように対処したらいいか、どこに向かって歩いていったらいいか、いつでも最善の選択肢を示し続けてくださいます。

 悲しい時には思い切り泣くことしかできないかも知れません。叫びたくなることもあるでしょう。
 でも神様が最善に導いてくださると知っているなら、涙がかれたあとで、こみあがってくる平安、希望を体験することができます。
 時間はかかるかも知れませんが、必ず立ち上がって前を向いて上を向いて歩くことができます。
 将来のことはわかりません。でも必ず神様がすばらしいことを行ってくださると信じることができるのです。

 だから、毎日いろいろなことが起こるのですが、毎日が大吉だと言えるのです。
 苦しいこと、つらいことが起こっても不幸ではないのです。神様がすばらしい将来を用意してくださっているのですから。

(「毎日が大吉です。」終わり)