今日は「ユマニチュード入門」という本を紹介します。

 どこの老人施設や病院にでも、認知症がひどくて、スタッフが手を焼く高齢者がおられます。介護に対する抵抗が強く、二人がかりで押さえつけて処置をしないといけなかったりします。
 でも、このユマニチュードという方法を使うと、あんなにスタッフの言うことを聞いてくれなかった人が、嘘のように素直に従ってくれて、介護がスムーズに進むのです。
 横から見ていると、魔法のよう、奇跡のようだと表現されます。
 ですが、これは魔法でも、奇跡でもなく、技術だというのです。誰でも知識を得て、練習して身につければ、実践可能なものなのです。
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 ユマニチュードは、イブ・ジネストというフランス人が体系化したものです。
 言葉でのコミュニケーションがむずかしい、認知症の進んだ方に対して、どうすれば「あなたは大切な人ですよ。」ということが伝わるか、150を超えるスキルとしてまとめられています。それぞれのスキルは誰でも習得可能、実践可能なものなのです。

 この本は入門編なので、細かい、具体的な150ものスキルは書かれていません。
 ただ基本的な4大コアスキル「見る」「話す」「触れる」「立つ」の要点について解説されています。

 こひつじクリニックでは、看護師がユマニチュードの研修を受けに行って、ユマニチュードを日常の診療に取り入れていこうとしています。
 より良い認知症看護ができるよう目指しています。