小松邦志ブログ

小松邦志がふだん考えているいろいろなことを順不同で書きます。  医学、医療のこと、旅行のこと、クリスチャンとして考えていること、趣味のこと、政治のことなどが主な話題になると思います。

 今日はこひつじクリニックの医師について簡単に紹介いたします。

 まずは私、小松です。院長です。内科、外科、緩和ケア内科の担当です。
 内科全般に対応します。
 外科分野では外傷の処置、褥瘡の処置、爪関係の処置などを行います。在宅で、胸腔や腹腔の穿刺、皮膚腫瘍切除などの小手術、中心静脈カテーテル留置なども行います。
 緩和ケア内科分野では、癌などの病気による痛み、はきけ、咳、息苦しさ、その他のつらい症状を和らげます。必要に応じてモルヒネなどの麻薬を使います。持続皮下注射もします。在宅ホスピスが可能です。患者さまが希望されるなら、最期まで家で過ごすこともできます。最後の日々を、住み慣れた家で、家族に囲まれて、温かい雰囲気の中で過ごすことができます。

 非常勤の医師は3名います。
 一人目は耳鼻科の先生です。
 毎週水曜日に来られます。
 硬くなってとれなくなった耳垢をとってくれたり、ファイバースコープで耳、鼻、のどの診察をしてくれたり、ファイバースコープを使って嚥下障害についての評価をしてくれたりします。もちろん、これらのことが在宅でできます。漢方治療も得意です。

 二人目の先生は脳神経外科の先生です。
 毎週土曜日に来られます。
 内科全般も見てくださっています。

 三人目は精神科の先生です。
 毎月第4火曜日に来られます。


 現在は以上の医師の体制でやってます。
 上記以外の科でも、地域からの要望が多い場合は医師を採用していきたいと思っています。
 ご意見、ご要望をお寄せください。

 こひつじクリニックから直線距離で 16km 以内のところであれば、訪問診療できます。
 必要があれば、お気軽にご相談ください。

 今日は、ふと書きたくなったので、政治ネタでいきます。

 今の自民党の悪政が続く一つの大きい原因は小選挙区制にあると思います。
 2017年の衆議院選挙での自民党の得票率は 47.8% であったにもかかわらず、議席占有率は 74.4% と大きく乖離しています。こんな選挙で選ばれた議員であればとても「正当に選挙された国会における代表者」とは言えません。

 選挙区の区割りで、一票の価値の格差が問題とされていますが、得票率と議席占有率の不一致ははるかに大きい問題だと私は思います。自民党支持者の意見が、不当に野党支持者の何倍もの価値をつけられているのと同様だからです。このような選挙制度のもとでは国民の意見が政治に正常に反映されることは永遠にないでしょう。

 <二大政党制か多党制か>
 国民には実に多様な価値観、生き方があります。それを政治にできるだけ反映させるには多党制が適していると私は思います。多種多様な政党があれば、それぞれの国民が、一番自分の価値観に合う政党を選びやすくなるでしょう。

 <野党に対する私の提案>
 今、日本政治は腐敗、堕落し、質の低下が著しいと思います。危機的な状況です。
 選挙のたびに足を引っぱり合って、結局自民党を利する結果になっていることを、野党は深く反省すべきだと思います。
 離合集散を繰り返している場合ではありません。
 諸悪の根源は小選挙区制なので、ここは一つ、「中選挙区制または大選挙区制を復活させる」という一点だけを目標に、選挙協力をしたらいいと思うのです。各小選挙区で現在の各政党の議席数に比例する割合で各党で協議して、野党の候補者を一本化するのです。別に政策協議などをする必要はなく、様々な各野党の政策、主張は今まで通りバラバラでかまいません。とにかく自民党を下野させて、選挙制度を改革するのです。そうすれば、その後の選挙では、各政党は独自の主張を繰り広げて、公正に競い合うことができるようになります。そして国民の意見が反映される、正常な国会が回復されます。

 <中選挙区制? 大選挙区制?>
 多種多様な国民の意見や少数派の意見が国会に届くようになるためには、多種多様な政党がある方がいいでしょう。ですので、中選挙区制よりは大選挙区制のほうがいいように私は思います。

 在宅での療養がより良いものとなるためには、多職種の連携が不可欠です。
 多職種と言っても、具体的に書かないとわかりにくいですよね。ケアマネ、訪問医、訪問看護師、ヘルパー、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、地域包括支援センター、民生委員など。患者さんによっては、さらに多くの職種の方が、自宅での療養や生活に関わることになります。

 こひつじクリニックでは多職種での連携を進めていくために毎月1回集まって、訪問診療の事例1例ずつについて検討をしています。最初は訪問看護師、ケアマネさんに集まってもらっていたのですが、最近では薬剤師さんにも来てもらって、意見を聞かせていただいてます。

 個別の患者さんの医療に責任を負うのは医師ではありますが、医師が患者さんのすべてを把握しているわけではありません。むしろ、看護師やケアマネさんが重要な情報を持っていることが多いと思います。看護師やケアマネさんなどいろんな立場の方からの情報を持ち寄って、みんなで知恵を出し合って、それぞれの患者さんの療養生活がより良いものとなることを目指しています。

 今回は5月22日(火) 17:30〜18:50 に川西市文化会館でします。
 当クリニックの患者様に直接関わっておられる方が対象の集まりではありますが、在宅医療に関心を持っておられる方の参加も歓迎いたします。

 私が院長をしているこひつじクリニックは訪問診療を中心に行っているクリニックです。
 元気な人なら自分で歩いて医者にかかればいいのですが、高齢になったり、病気のために体力が落ちてくると自分一人で通院することが難しくなります。そういう方は、訪問診療を受けることができます。体が弱って、家から出られなくなっても医療の恩恵にあずかることができるのです。

 私の訪問診療の患者さまにクリスチャンの方がおられます。
 昔は日曜日に教会の礼拝に行ってたんだけど、年をとって、体が弱って、行けなくなっちゃったと言われます。

 私はある時気付きました。
 体が弱って医者に通えなくなっても、医者が家に訪問してくれて医療を受けることができる。
 それと同じように、体が弱って教会に通えなくなっても、牧師や教会の仲間が家に訪問してくれれば、家で礼拝できて、信仰が養われるんじゃないかと。名付けて「訪問礼拝」です。
 定期的に家庭集会を開くとなると、けっこうその家庭の負担が重く、覚悟が必要で、ハードルが高いように思うのですが、訪問礼拝であれば、訪問する方もされる方もわりと気軽にできるのではないかと思うのです。
 どこの教会でも、リタイアして時間を持て余している高齢のクリスチャンがたくさんおられると思います。そういう方々に呼びかけて、家から出られなくてさびしい思いをしているクリスチャンのところに定期的に訪問して礼拝するのです。訪問される方も、する方も信仰が活性化されて、教会の活性化にもつながると思います。

 訪問診療は病状に応じて月に1回とか2回とか定期的に訪問します。訪問礼拝もその程度の頻度であれば、無理なくできるのではないかと思います。

 私自身も、時間が合えば訪問礼拝に参加したいと思っています。

 みなさんの教会でも、ぜひ一度「訪問礼拝」を検討してみてください。

 昨日の記事ではネコが2匹しか登場しませんでしたが、ホントはもう一匹いるんです。
 ちゃんと紹介しないと悪いかなと思ったので、書きます。

 一番最近うちにやってきたネコでチャコです。メスです。
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 ちなみに昨日紹介したネコですが、最初にうちにやってきたメロです。メスです。
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 ちなみにネコの下にいるのは人間で、私の次男です。

 これが2番目にやってきたソラです。この子もメスです。
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 ネコにも個性があって、一匹ずつかなり性格が違うんです。面白いですよ。
 また、おいおい書いていきますね。

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