小松邦志ブログ

小松邦志がふだん考えているいろいろなことを順不同で書きます。  医学、医療のこと、旅行のこと、クリスチャンとして考えていること、趣味のこと、政治のことなどが主な話題になると思います。

<質問するスキル(4)>
 〜〜肯定型質問〜〜

 否定型の質問はこのようなものです。
 「どうしてうまくいかなかったのですか?」
 「なぜその問題が解決できなかったのか?」
 「なぜできないと思うのか?」

 これらを肯定型に言い換えるとこうなります。
 「どうしたらうまくいったのだろうか?」
 「その問題を解決するためには何が必要だったのだろうか?」
 「どうすればできるだろう?」
 
 否定型の質問を受けると、責められている、プレッシャーをかけられているという印象が生じやすくなります。
 答えもおのずと否定的な方向に向かってしまいます。
 「〇〇しないためには?」という発想では無難な安全策しか出ないでしょう。

 ですが、「〇〇するためには?」と聞かれると「こんな方法はどうかな」とか「こうやってみるといいかも」と広がりのある発想が生まれてきます。


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<質問するスキル(3)>
 〜〜未来型質問〜〜

 未来型質問とは、未来に焦点を当てて質問したものです。
 例えば、
 「次に何ができそうですか?」
 「明日から、どうしようと考えますか?」
 「これから、どんなふうになっていきたいと思いますか?」
 「どうしたいと思いますか?」

 これに対して過去型質問とはこんなものです。
 「なぜ〇〇しなかったの?」
 「失敗した原因はどこにあると思う?」
 「今までにできなかったことは何?」
 「今までで一番うれしかったことは何?」
 「何が大変だったの?」

 過去のうまくいかなかったことを質問されると、人は誰でも責められているように感じてしまい、思いが萎縮してしまいがちです。
 ですが、未来のことを質問されると、意欲が湧きやすいし、自由で積極的な発想に結びつきやすいのです。
 人はどんな時点、どんな状態からでもやり直すことができるし、再出発することができるのですから。



 昨日、訪問診療に車を運転して回っていました。
 細い道から、太い道に出る時に、おまわりさんに笛を吹かれて、止められてしまいました。
 最初、なんで止められたのか全然わかりませんでした。
 そこの「止まれ」で一時停止しなかったでしょとのこと。
no title

 私は、自分で言うのもなんですが、安全運転にはふだんからかなり気をつけているつもりですし、自信も持っています。
 上記の「止まれ」のところも、見通しが悪く、横から飛び出しがありそうで、事故に気をつけないといけないポイントだとふだんから意識している地点ではありました。
 ですからこの日も、安全に気をつけながら走ってはいたのです。
 ですが、確かに一時停止まではしていませんでした。
 おまわりさんにそれを指摘されると、否定はできませんでした。
 この日はトラックのすぐあとを走っていたので、横からの飛び出しはないだろうと、ふだんよりはスピードが若干速かったのかも知れません。

 うかつでした。
 一時停止違反は初めてでした。
 7000円は安くない授業料ですが、痛い勉強になりました。
 今後、さらに安全運転に励みます。


 私の訪問診療の患者様で、こんな方がおられます。
 70代の男性で、慢性の疾患のために歩くのが難しくなってきている方です。
 この方は、パチンコが趣味で、今まで頻繁にパチンコに行っておられました。
 体調が比較的いい日にはパチンコに行けていたのですが、ここ数か月は次第にパチンコに行けなくなってきていました。
 パチンコに行くのに、一人では難しいとしても、誰かが付き添えば可能ということでした。
 そこで、しばらく前から、よかったら、こひつじクリニックの職員がパチンコにおともしますよ、と軽く提案はしていました。

 昨日、定期の訪問診療の日だったのですが、うちのクリニックのスタッフの都合が良くて、「今日なら少々長時間でも、パチンコに付き添える」という状況でした。
 診察の中で、あらためて提案したところ、それなら行ってみようかということになりました。

 誰でも、好きなこと、楽しんで打ち込めることであれば、イキイキとがんばれるものです。
 この方も、数時間パチンコをして、この日は6万円勝ったそうです。上機嫌だったそうです。

 こひつじクリニックは、「病気であっても、生きがい、希望、喜びを」をモットーに活動しています。
 患者様が、家にこもりっきりで療養するよりは、できるだけ外に出て、好きなことができるように支援したいと思っています。

 ほかのクリニックでは、あんまり、こんなことはしないのでしょうが、うちでは、一人ひとりの患者様に、たとえささやかなことであっても、喜んでいただけるように、また、生きがいや希望を感じていただけるように、できることをやっていきたいと思っています。



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