小松邦志ブログ

小松邦志がふだん考えているいろいろなことを順不同で書きます。  医学、医療のこと、旅行のこと、クリスチャンとして考えていること、趣味のこと、政治のことなどが主な話題になると思います。

<複数の教会に出入りすることについて>(問題行動ではない)

 同じ教会で、毎週欠かさずに礼拝に出席するのが、信仰生活の第一歩と考えられていると思います。
 そんな、複数の教会に出入りするような、みだらな信仰生活をしていては、まともなクリスチャンになれるわけがないと考えられているかも知れません。
 ですが、私は逆ではないかと思うのです。
 相性の悪い教会に無理に通い続けても、実はクリスチャンとしての喜びも成長もなく、何か問題が起こったのをきっかけに教会からも信仰からも離れてしまうという場合が少なくないように思うのです。
 複数の教会に出入りすることはみだらな問題のあることではないと思います。
 むしろ、いろいろな教会、いろいろなクリスチャンと出会うことによって、信仰的な視野が広がり、一人ひとりに神様が直接語りかける機会が増え、自発的に行動する積極的な信仰生活また信仰の成長につながるものだと思います。
 また、教会の中でも起こりがちな人間関係上の大小のトラブルからも身を避けやすくなり、ダメージを受けにくくなります。
 教会からの束縛の少ない、日浅さん、若葉さんには特に複数の教会に行かれることをお勧めします。

<人と教会の間にも相性がある>

 牧師にはなわばり意識があって、自分のところの教会員をほかの教会に取られてはいけないと思う意識が強いのではないでしょうか。
 ですが、教会員は牧師の所有物や財産ではありません。
 クリスチャンは、キリストにこそ属するものであって、どこの教会に行くのも自由なはずです。
 人間、一人ひとりに個性があるように、教会にもそれぞれ個性があるのだと思います。
 人間どうしに相性があるように、人と教会の間にも相性があるのだと思います。
 最高にいい教会と言われている教会があったとしても、すべてのクリスチャンがその教会と相性がいいとは限らないと思うのです。
 相性の悪い教会に行くと、なんとなく居心地が悪くて、なんとなく意識を神様に集中できなくて、なんとなく平安がないのです。
 何も間違ったことが行われているわけではないのに、その教会では十分に養われないということがあるのだと思います。
 そんな場合は相性のいい教会に行くのが一番でしょう。

<複数の教会に出入りすることについて>(教会にとってのメリット)

 教会員が複数の教会に出入りすることによる教会にとってのメリットは
  (1) 教会間の情報共有や協力が進みやすくなります。
  (2) 教会がカルト的になりにくくなります。
     教会員が複数の教会に出入りするようになることは、牧師や指導的立場のクリスチャンにとっては、ある意味やりにくくなることにつながると思います。
     教会員が、複数の教会でのやり方を見ることによって、牧師や指導的立場のクリスチャンの言っていることの妥当性を自分で考え、評価するようになるからです。人間的な思いからの指示や指導には、従わなくなることでしょう。牧師や指導的な立場のクリスチャンがいかに真実に信仰に生きているかが試されることになります。このような状態のもとでは、教会がカルト化する恐れはかなり少なくなるでしょう。

<複数の教会に出入りすることについて>(教会員にとってのメリット)

 (その19)で「(5)複数の教会に出入りする。」と書きました。
 どんな段階のクリスチャンでもそうだと言えると思うのですが、特に日浅さん、若葉さんにとっては複数の教会に出入りするのはメリットの大きいことだと思います。

 複数の教会に出入りする教会員にとってのメリットは
  (1) 教会のカルト的なあり方に気付きやすくなります。
  (2) パリサイ律法から解放されやすくなります。
     教会によって、教会員にどのようなことを重点的に指導するのかが違っていると思います。
     また、来たり来なかったりするメンバーに対しては、教会からあまり指導が来ないはずです。
     それで、クリスチャンたるもの、このように行動すべしという「パリサイ律法」からは解放されやすくなります。

  (3) 教会内の人間関係の問題から解放されやすくなります。
     教会の中で、価値観、文化が違うとか、相性が合わないということで、受け入れてもらえない場合、疎外されている場合、またねたまれている場合、いじめられている場合には、そこから逃げるのが一番です。
     牧師や先輩クリスチャンからのセクハラやパワハラがある場合や冷たく、厳しく裁かれる場合、その他のストレスやプレッシャーがある場合もとりあえずほかの教会に逃げたらいいです。
     逃げるだけで解決に至る場合も多いと思います。

  (4) いろいろな教会、いろいろなクリスチャンとの出会いにより、信仰的な視野が広がります。信仰の成長につながります。

 今日、神戸のみなとのもり公園でリレーマラソンの大会がありました。
 中小企業家同友会の宝塚のメンバーが中心の Freedom というチームの一員として走ってきました。
 無事に完走しました。記録は写真のとおり、3時間5分47秒です。
 立派な記録でしょ。自分をほめてあげたいって感じです。

 公園内の1周 450m のコースを93周と 345m 走ります。
no title

 うちのチームの人数は11名でした。
 11名で、自由に走る順番や距離を決めてリレーをして、完走を目指すのです。
 うちのチームは1周走ったら、次の走者にタスキを渡すというやり方で走りました。
 450m を全力疾走して、次の走者に交代します。ほかの走者が走っている間に休憩して、また順番がきたら 450m 全力疾走するのです。
 私は10回走りました。合計 4.5km です。私は1周を平均2分で走りました。
 うちのチームの記録から計算すると、うちのチームの1周の平均所要時間は 119秒でした。なので、私は、うちのチームのちょうど平均レベルの走りをしたことになります。

 一人で走るマラソンも充実感、達成感があっていいのですが、リレーマラソンも楽しいですね。仲間と共につらい思いをしながら、苦労しながら、大きい目標に向かって、がんばるのです。走っている時は、確かに少ししんどいのですが、ほんとに楽しく、いい汗をかけました。

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 いっしょに走ったチームのメンバーです。黄色のシャツが私です。

 ちなみに、優勝チームの記録は1時間45分ぐらいだったと思います。一人マラソンの世界記録よりもはるかに速いです。時速 20km よりも速いスピードです。
 目の前を超高速のランナーが次々と駆け抜けていくのですが、ほんとにすごいですね。これは同じ人間なのかと思ってしまいます。どうやったらこんなに速く走れるんでしょうね。誰か教えてください。

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